今日は国会図書館で発見して、アマゾンで中古を取り寄せた一冊。
日本と韓国と中国という興味深いサンプルの少子化について、各国の研究者が5つのテーマについてそれぞれ小論文を作成したものをまとめたという作り。
◆ 総論
■ 経済発展と少子高齢化
■ 少子高齢化の国際的背景と国内的背景
◆ 東アジアにおける少子高齢化の趨勢と推測
■ 日本の少子高齢化の現状と今後
■ 21世紀中国における少子高齢化の発展趨勢について
■ 韓国における少子高齢社会への新しい取り組みと課題
◆ 東アジアにおける少子高齢化の原因と問題点
■ 東アジアの現状
■ 中国の人口構造の変動による影響とその問題について
■ 韓国における少子高齢化の原因と問題
◆ 経済・社会・文化・教育・生活への少子高齢化の影響
■ 東アジアにおける少子高齢化がもたらす経済的影響
■ 中国の少子化が家庭と社会に与える影響について
■ 日本の高齢者に対する消費者教育の考察
◆ 少子高齢化と高齢者社会保険
■ 人口制御と素質の向上、および老後保障の強化
■ 中国の高齢化と養老保険制度の確立
■ 高齢化社会の養老サービスに果たす非営利組織の役割と意義
■ コミュニティ養老の発展に力を入れ、養老の社会化レベルを高めよう
■ 城市の65歳以上の高齢者が理想とする養老方式について
◆ 少子高齢化と持続可能な発展
■ 少子高齢化社会への対応
■ 社会の持続可能な発展と高齢者の経済活動
■ 少子化問題の解決は「おばあさん仮説」で
◆ 事例研究
■ 奄美大島における子育て応援の事例
■ 都市の老年女性の生活状況に対する調査と研究について
■ 中国高齢者住宅産業に関する考察
■ 寧波市の高齢化と社会経済の発展について
正直じっくり読み込む時間が無かったので、斜め読みなのだけれど、目に付いたメッセージをピックアップしたのが、以下のリスト。
■ 日本では労働力人口減少を生産性上昇で補えていない
■ 韓国の女性労働参加率(52.5%)は低くないが、出生率はOECD諸国の最下位。女性にとって
仕事と家庭を両立しにくい環境が要因。
■ 中国の一人っ子政策は、都市人口の増加を抑制し、農村人口の都市流入に余裕を与える
ことで、人口の都市化につながっている。
■ 「おばあさん仮説」:人類が他に例を見ない短期間で急増殖を果たしたのは、
人間の女性が繁殖能力を失った後も長期間にわたって子育てのサポート役を果たすことで、
母親の負担が軽減され、次の子供をもうける気になるからだという仮説。
姑と同居しなくなって子育て支援してもらえなくなったので、出生率が低下したというメッセージがあるが、だからといって政府が姑と同居しようキャンペーンをやったら…、いややれるはずがないな。我が国と韓国では。韓国では、いわゆる「嫁」という立場は、運動部の一年生みたいな虐げられる存在で、姑が三年なのは言わずもがな。自分がやられていやだったことはやらなければいいのにと思うが、どうも多くの人はそういう風にはできていないらしく、それは隣の国でも変わらないらしい。
中国だったら、姑と同居して子どもを増やそうキャンペーンとか真顔で取り組みそうな気がするけれど、意外とそれが中国共産党独裁体制に終止符を打つことになったりして。
余りまじめなコメントが書けるほど読み込めていないということが露呈してしまった…。